国内マーケットの縮小や供給先の減少などを背景に、出荷拠点の集約化に乗り出す企業が相次いでいます。

拠点集約にはコスト削減や適切な在庫管理などのメリットがある一方、商圏の拡大や災害時のリスク分散といった観点ではデメリットとなることもあります。

富士ロジテックグループでは、東西2拠点から出荷する物流体制の構築、拠点でのオペレーション管理、集約化に伴う輸配送網の見直しなどをサポートしています。

本記事では、事例を紹介しながら二拠点化について解説します。

富士ロジテックグループが実現する『二拠点化』のメリット

二拠点化のメリットは下記の5つです。

  • 既存拠点を活用するため初期投資負担を軽減できる
  • 庫内オペレーションなどを一元管理できるため運営コストを削減できる
  • 今まで進出できなかったエリアで勝負できる
  • 高い生産性と品質を裏付ける体制が整えることができる
  • 重要業績評価指標を設定、評価、改善できる

二拠点化にともない倉庫を初めから建てるのではなく物流業者の拠点を活用することで、初期費用の負担や運営コストを軽減できます。

また、オペレーションシステムや機器などが整っている倉庫を活用することで、新たに整備する必要もありません。今まで、倉庫開設費用がネックで勝負できなかったエリアへ進出することができます。

さらに、取扱の難しい医療機器物流も、医薬品医療機器等法を遵守した倉庫を利用すれば、QMS(品質マネジメントシステム)に適合した高品質なサービスを提供できます。

アパレル・雑貨・日用品・化粧品・食品など、それぞれの製品の管理に特化した倉庫を選ぶことで、高い品質とサービスを担保できるでしょう。

物流業者の拠点とシステムを存分に活用すれば、二拠点化の実現も効率的です。

富士ロジテックグループの二拠点化は初期費・運用費を削減できる:事例紹介

二拠点化が実際にどのような改革が行われ成果が上がったのか、大手食品メーカーH社様の事例を紹介します。

現状と課題:拠点が関東に集約、関西圏へのリードタイムに競争力がない

H社様は、東日本エリアを中心に事業を展開し、同エリアからの支店・店舗への製品供給は、在庫機能を有する「関東DC」と呼ぶマザーセンターが行っていました。

一方、今後、商圏の拡大を目指す西日本エリアについても、工場や「関東DC」が一部、物流機能を担っていたため、発注から納品までのリードタイムに競争力がない、といった問題を抱えていました。

当社のご提案:既存拠点を活用、庫内オペレーション効率化

顧客の課題に対し、当社では、新たに「関西DC」の開設をご提案いたしました。

ただし、この新拠点はH社様が設置・運営するのではなく、当社の既存拠点を活用し、庫内オペレーションも当社が一元管理する体制としました。

これにより、初期投資負担や運営コストの軽減を目指しました。

改善・成果:西日本エリアへ翌日配送化、販売力強化

西日本エリアを管轄する「関西DC」を設置したことで、

  1. 九州エリアの店舗への翌日配送
  2. 関西エリアの店舗への開店前配送

などを実現。

H社様の西日本エリアにおける販売力強化につながりました。

また、店舗や支店からの受発注業務についても、当社が業務を代行する体制に切り替えたほか、新たにウェブを活用したオーダーシステムを導入したことで、受注締め切り時間の延長なども実現しました。

まとめ

当社の二拠点化支援サービスは、設備費や人件費にかかるコストを削減できます。二拠点持つことで配送リードタイムの短縮や配送コストをおさえ、大きな成果が出る事例が多く存在します。

以上のように、物流業界の一角を担う当社の業務は、ものを運ぶことだけではありません。二拠点化の推進や逆に拠点集約など、顧客の課題解決にベストなプランを提案し物流の効率化を目指します。

SC全体にとって最適な改革プランを企画・提案する、コンサルティング業務も主要なサービスのひとつです。

当社では、企業の命運を握るともいわれる物流事業を、自らの手で企画設計したい人を求めています。新たな物流スキームの企画・提案、物流センターにおけるマネジメント全般に興味のある方は、ぜひ当社へご応募ください。

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