2020年移住したいランキング(認定NPO法⼈ふるさと回帰⽀援センター実施調査)で1位に選ばれた静岡県。3年連続1位だった長野県をおさえ、堂々一位に輝きました。

静岡県は日本のちょうど真ん中に位置し、中部・東海エリアに所属する県です。県内どこからでも富士山が眺められ、東京、大阪からのアクセスが抜群に良く移住先として人気があります。

現在、転職やUターン就職で静岡県を視野に入れている方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、静岡県の特徴や暮らしやすさ、おすすめの業種や求人を紹介していきます。東京へ1時間、大阪へも1時間半で到着する利便性のいい静岡県の魅力をチェックしてみましょう。

静岡県の特徴

静岡県は本州中部の太平洋沿岸に位置し、富士山のある県として有名です。東西150kmと横に長く35市町村からなり、約363.8万人が暮らしています。海、山、川、湖が身近で、東京近郊から多くの人が訪れる「熱海」も静岡県内の温泉地です。

総務省「社会生活基本調査」などの調査によれば、静岡県は通勤にかかる時間も短く、帰宅時間も東京より1時間早いというデータが出ています。物価も安いため、静岡で暮らせば、東京よりゆとりのある生活ができるでしょう(ゆとりすと静岡)。

静岡県はアクセスがいい場所
静岡最大の特徴は、新幹線の駅がなんと6つもあること。東京や関西からアクセスしやすい県として移住先に選ぶ方が増えています。

特に静岡市は人口70万人の県庁所在地で、静岡県の経済・商業・文化の中心地ですが、新幹線を利用すれば東京まで1時間、大阪まで1時間半の近さ。適度に都会であり、すぐそばに海・山・川がある自然に恵まれた街でもあります。

ちなみに、節約したい方は高速バスを利用すると片道3,000円ほどで東京へいくことができます。

また、空港もあり福岡、北海道、沖縄、鹿児島への直行便が飛んでいるのも魅力的です。

静岡県は基本的には車社会ですが、ローカル線も比較的多いため、休みの日はのんびり電車の旅を楽しむのもおすすめです。

子育てしやすい環境

自然豊かで温暖、アクセスのいい静岡県は、子育て環境も良くファミリー世帯にも人気があります。「自然を身近に感じながら、のびのびと子育てしたい」「農業やものづくりなど本物に触れさせたい」という方におすすめです。

しかも、県内各市町、子育て環境や子育て世帯を応援するさまざまな支援制度があります。例えば、静岡市の場合、「中央子育て支援センター」の赤ちゃんの一時保育サービスや、残業でお迎えにいけない時のバックアップ体制も整っています。

このような子育てサポートが評価されて、静岡市は2015年「共働き・子育てしやすい街」の第1位に輝きました。

駐車場が無料で使える公園も多く、富士サファリパークなど子供が喜ぶ施設もたくさんあります。

静岡県各市町村の子育て支援情報

東京に比べて家賃が安い

静岡県は、家賃の安さも魅力です。

全国宅地建物取引協会連合会のデータによれば、東京都世田谷区の家賃は、1LDKで約11万円、3LDKで約22万円以上となっています。しかし、静岡県では1LDKで約5.6万円、3LDKでは約9万円と圧倒的安さを誇ります。

東京で暮らすより安く広い家に住めるため、移住を考える方も増えているのです。しかも、昨今のコロナ禍によるリモートワークなどの働き方改革で、首都圏にいる必要性も減ってきました。

そこで移住先としてベストな環境が整っている静岡県が選ばれているのです。どこへ行くにもアクセスが良く住みやすい土地、静岡県。

コロナ禍で職に影響を受け「住みやすい静岡で転職を」と考える方も増加中です。
食べ物が美味しい
静岡県は食の宝庫です。多様な風土に恵まれ生産される農林水産物の数は1,143品目と、全国トップクラス。農林水産大臣賞の受賞数も常に上位を占めています。

王道のうなぎをはじめ、有東木のわさび、清水港のまぐろは全国的にも有名ですよね。そして、お茶は日本一の生産量を誇ります。日本で唯一駿河湾だけでとれる桜えびも絶品です。

また、「富士宮焼きそば」や「浜松餃子」「静岡おでん」「袋井たまごふわふわ」「みしまコロッケ」など人気ご当地グルメも目白押しです。

静岡県の産業構造

静岡県は俗に「産業のデパート」と呼ばれています。全国有数の工業地域で、製造品の出荷額は全国4位。経済活動別総生産で確認すると、製造業が全体の3分の1(34.4%)を占め、サービス業(15.8%)、卸・小売と続きます。

東京名古屋に近く、東海道の主要幹線が東西に走る恵まれた環境で、アクセスがいいため東京や大阪の企業の工場進出も盛んに行われてきました。

日本を代表する軽自動車メーカー「スズキ株式会社」、音楽楽器メーカー「ヤマハ株式会社」、ヤマハの二輪部門「ヤマハ発動機株式会社」など、有名企業が本社を構えており、自動車・二輪車・ピアノ・茶系飲料の製造としても有名です。

また、アクセスのいい環境を武器に、物流や工場が増加し盛り上がりを見せています。大手メーカーの工場も多く、製紙・化学工業が発達し、パルプ・紙・紙加工品や医薬品・医療機器の出荷額も全国トップレベルです。

静岡県の年収・有効求人倍率

総務省の統計によると静岡県の平均年収は約459万円、月収は28.7万円となっています。他県と比較すると平均より高めです。
静岡労働局が発表した2021年7月の静岡県の有効求人倍率は1.22倍となり、前月を0.8ポイント上回る結果になっています。

出典:静岡労働局

6ヶ月連続で1倍台、全国値を2ヶ月連続で上回っています。有効求人数も4ヶ月連続で増加しているのに加えて有効求職者数は3ヶ月連続で下回っているため、求人も比較的探しやすい状況です。

特に製造業を中心とした新規求人も増えています。また、昨今EC市場の著しい成長スピードに比例して好調な物流業も注目の業界です。

当ブログを運営する「富士ロジテックホールディングス」も静岡市と東京に本社、浜松や袋井市など県内18箇所、全国42箇所に拠点を構え、物流サービスを提供しています。

現在、新卒・キャリア採用を積極的に行っていますので、静岡県で働きたいと思う方はぜひ採用サイトをご覧いただき、お問い合わせください。
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静岡県に転職するメリット

自然豊かで食べ物が美味しい静岡県に転職するメリットは5つあります。

1.東京や大阪など大都市に比べて生活費が安い
2.通勤ラッシュが少ない
3.大都市へのアクセスが良く買い物やレジャーも便利
4.自然豊かでリフレッシュできる
5.移住者への支援が手厚い

1〜4は、「静岡市の特徴」で解説したとおりですが、注目して欲しいのは「5.移住者への支援が手厚い」という部分です。転職で静岡県へ移住した際には、さまざまな支援を受けられます。

例えば、東京から静岡県に移住して起業・就業した場合、県と市町が連携して最大100万円(単身者は60万円)を支給する静岡県移住・就業支援金制度が話題です。

また、各市町村でも以下のような独自の支援制度を設けています。

沼津市(空き家活用定住支援補助金交付制度 空き家のリフォーム工事費用と対象リフォーム工事後に空き家を取得する費用を補助
沼津市(こども医療費助成 こども医療費は、0歳から高校3年生相当年齢まで通院・入院ともに無料
静岡市(静岡生活体験プログラム付きお試し住宅 移住に興味がある人を対象に静岡生活体験プログラム付きのお試し住宅をオープン。3泊4日~2週間以内1日500円で宿泊可能
静岡市(静岡市空き家改修事業補助金 静岡市空き家情報バンクを利用して空き家を「購入」改修すると改修費1/3(上限70万円)を補助
静岡市(静岡市移住・就業補助金 東京23区の在住者又は東京圏在住で23区への通勤者が、静岡市に移住、要件を満たした場合支援金(最大100万円)を支給
浜松市(移住・就業支援金 東京23区の在住者又は東京圏在住で23区への通勤者が、静岡市に移住、要件を満たした場合支援金(最大100万円)を支給
浜松市(ハマライフ住宅取得費等補助金 市外からの移住者を対象に住宅取得などにかかる費用を最大100万円補助
袋井市(英語教育の充実) 幼児期から先進的な英語教育を受けられる
三島市(住むなら三島移住サポート事業 市内に住宅を取得し、転入した若い世帯に対し補助金を交付

これらはほんの一例です。静岡県では、上記以外にも多くの支援サポートがありますので、転職するメリットは大きいでしょう。

静岡県に転職するなら富士ロジテックホールディングス

当ブログを運営する「富士ロジテックホールディングス」は、静岡市と東京に本社を構え、ロジスティクスとテクノロジーの融合による物流サービスを提供する会社です。

ロジスティクスのあらゆる課題を解決に導くコンサル事業や倉庫サービス、通販物流、運輸サービス、通関業など、文書管理、国際複合輸送、システム開発・販売、物流品質向上、保険、人材派遣など多岐にわたる事業を展開しています。

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現在、以下の職種で積極的に人材を募集中です。

●総務法務
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●新たな物流スキームの企画・提案、物流センターにおけるマネジメント全般
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上記以外でも募集している職種がございます。
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