富士ロジテックグループで働く社員について、仕事内容、やりがい、物流業界と会社の魅力、エピソードなどを紹介します。
今回は、開発営業部で活躍する石森竜太さん。国際事業部から拠点長を経て、現在開発営業部で営業マンとして働く石森さんに富士ロジテックグループとの出会いや魅力を語っていただきました。
【プロフィール】
2005年4月入社
開発営業部
これまでの経歴〜新卒入社から拠点長を経て営業開発部へ〜
私は、2005年新卒で入社し、最初は国際事業部へ配属され、東京港で港湾倉庫の輸出入貨物の受け渡し業務や、通関受け渡し業務を担当しておりました。
5年ほどそちらで勤務したのち、平和島倉庫へ異動し、医療機器メーカーや家電製品メーカーの受け渡し事務を担当しました。
その後、東京の足立倉庫や板橋倉庫、平和島倉庫の拠点長として、倉庫の収支管理や労務管理を担当。2020年6月に開発営業部へ異動になり、現在に至ります。
現在の私の仕事
現在メインで行っている業務は新規のお客様を倉庫に誘致する営業活動です。
他には、既存顧客の新規案件や、過去に付き合いのあった顧客や業者との情報交換、グループホームページHPからの問い合わせ対応、コールドコール(※)やDM送付など企業様にコンタクトをとり、倉庫の宣伝活動などをさせていただいております。
※コールドコール:繋がりのない新規の相手に電話をかけること。
仕事をする上で意識していることとは?
業種は関係ないと思うのですが、出会う人とのコミュニケーションをきちんと取る。という点を大事にしています。
相手がどう思っているか、何を考えているのかということをできる限り取り込めるように、意識していますね。特に相手に不快な思いをさせないよう努めています。
基本的には相手の目をきちんと確認して目を合わせるようにすることや、相手が話したいことは何か、本当は話したいけど言えないことがあるんじゃないかというところを察知し、どうやったら言ってもらえるようになるのかな?ということを会話をしながら探る。お客様を話しづらい状況にさせないことは常に気を配っているところです。
実は最初は物流ではなく漠然と商社を希望していました
私は大学時代、貿易学科で貿易実務を勉強していましたので、漠然と商社を希望しておりました。とはいえ、どんな企業があるかなどのリサーチはせずに、なんとなく商社かなという程度の思いで就職活動を開始しました。
最初は商社系ばかりまわっていましたが、各商社の会社説明会でよく物流の話が出ていましたので、途中から「物流が面白そうだな」と物流業界に興味を持つようになりました。
自分の中にある「海外とやり取りをしたい」という単純な思いを叶えるには物流業界のほうが向いているのではと感じ、物流業界に絞って就活を進めました。
富士ロジテックグループとの出会い
富士ロジテックグループとは、就活サイトを通して出会いました。私は生まれも育ちも東京なので、静岡とは縁もゆかりもなく、富士ロジテックグループのこともその時初めて知りました。
しかし、いくつか物流業者さんの選考を受けさせていただく中で、その当時の社長、前任の鈴木威雄様のお話を聞いたりですとか、役員の方、当時の人事の担当の方とお話をして、非常に興味深い企業だなと思った記憶があります。
面白そう!それが富士ロジテックグループに決めた理由
就活時代、いわゆる名前の全国的に名の知れた物流業者さんも候補としていました。しかしそんな中で、当社の人事の方がおっしゃっていたことがとても印象に残ったのです。
それは、うちの会社はそんなに大きくはないけれども、自分のやりたいことなんでもできるようになるよと「鶏口牛後」という故事成語の話です。
私もいわゆる物流のスペシャリストではなく、ジェネラリストになりたい、なんでもできるようになりたいと思っていましたので、それが叶いそうだなと強く惹かれたのがきっかけです。
大きな会社に入りどこかの部署に配属され輸入のところだけ、輸出の部分だけやりなさいという会社にはあまり興味が湧きませんでした。
それより規模は大きくなくても新規のお客様にご挨拶するところから始めて、実際に倉庫を使っていただき、預かったものが出て行くところまで、個人単位で担当できることが、すごく面白そうだなと感じ、富士ロジテックに決めました。
この仕事のやりがい〜お客様が喜んでくれること〜
物流会社のやりがいとなると、よく「縁の下の力持ちです」というフレーズが出てきますよね。もちろん、そこは大前提であるとは思います。
ただ、実際に私が個人的に仕事のやりがいとして感じるのは、お客様や荷主様とコミュニケーションを取ることによって信頼関係を築いていけるところです。「お客様が喜んでくれているな」とか、「役に立ったな」と感じるところが一番のやりがいで、この業界での魅力だと思っています。
顧客に合わせたカスタマイズができるところが強み
当社の強みは、顧客に寄り添った提案をできるところです。
いわゆる物流の大企業ではありませんが、基本的にはお客様が「こういう風にしたい」と思っていることに寄り添って、「こうしてやっていきませんか?」という顧客に合わせたカスタマイズができるところが強みだと思っています。
例えば、私の経験で1つ強く印象に残っているのが、某大手メーカー様との取引です。現在も倉庫を利用していただいていますが、新規事業に関わらせていただいた際に立ち上げから販売に至るまで、物流+αの部分を技術者の方や物流担当者様と切磋琢磨し作り上げていった経験があります。ただ単に倉庫を用意するのではなく、お客様の課題に寄り添い一緒に解決していく姿勢が当社の魅力であると感じます。
3年後、5年後の目標〜足りない部分を埋めていく〜
就職活動の話とつながりますが、基本的にはなんでもできるようになりたいなと思っています。このまま着実にできる範囲を広げていくことを目標に、その時に携わったものに対して能力を伸ばしていきたいと思っています。
この仕事に向いている人は?
営業職は人と話して成り立つ仕事だと思いますので、とにかくコミュニケーション能力の高い方が向いていると思います。あとはやる気次第です。
知識は入社してからなんとでもなります。相手が何を求めているかを察知できる能力が高い方が適しています。
求職者へのメッセージ
現在は、中途採用の方もたくさん入ってきています。以前のように新卒で入ってずっと同じ会社に勤めます。という時代ではなくなっています。
そもそも企業の体質や文化もあるかと思いますが、結局は配属先の人間関係に左右されるところが大きいと感じます。そこでうまくいかないとなれば、我慢してやっていく時代でもないのかなと。
迷っているならまずは応募してみるのも手だと思います。入ってみないと合う、合わないを含め、面白さはわかりませんから。
物流業界や、当社が気になっている方は、ぜひ試しに飛び込んできてください。とりあえず入ってみて、面白かったら続けて欲しいと思います。